なぜマイソク作成に時間がかかるのか
他社の概要書は、レイアウトも項目名も会社ごとにバラバラです。価格・所在地・面積・利回り・接道・備考などを、自社フォーマットの決まった位置へ人手で転記していくと、1件でも数十分。物件数が多い時期はこれが積み上がって、営業の時間を圧迫します。
しかも転記は単純作業に見えて、種別ごとに必要な項目が違う(土地に専有面積は不要、収益には賃料・利回りが必要 など)ため、判断と確認が挟まります。ここが自動化しづらいポイントでした。
AIが概要書を読み取る流れ
PDF・画像・スキャンした紙の概要書をアップロードすると、AIが記載項目を読み取り、価格・所在地・面積・接道・現況などをフィールドに振り分けます。まず物件の種別(土地・戸建・マンション・収益)を判定し、その種別に存在する項目だけを埋めるので、種別に合わない項目を無理に埋めることはありません。
読み取った内容は数値の整合や項目の取り違え(現況欄に賃料が入っている、地目と地勢が入れ替わっている等)を検証し、あやしい箇所は空欄にするか再分類します。
AI任せにしない「確認して確定」の2層設計
自動化で怖いのは、AIの読み間違いがそのまま資料に載ることです。そこで、AIの生の読み取り結果と、人が確認して確定した値を分けて管理します。編集画面で内容を見ながら直し、確定した値だけが正式なデータになります。
この「確認して確定」を挟むことで、スピードは上げつつ、出力物の正確さは人がコントロールできます。
自社フォーマットの概要書・マイソクへ出力
確定したデータは、自社フォーマットの物件概要書やマイソクとして出力できます。1ページに収まるよう、超過する備考は自動で短縮。土地・戸建・マンション・収益のいずれにも対応します。
同じ情報を、概要書にもマイソクにも使い回せるので、一度整えれば二度目の転記は不要になります。